ビズリーチ活用法。ヘッドハンターとの上手な付き合い方
前回、自分がなんで転職したいのか、どういう会社がいいのか、というのをちゃんとヘッドハンターに伝えないと、自分にぴったりの求人を紹介してもらえないよ、という話を書きました。(ビズリーチ活用法。良いヘッドハンターは自分が育てる 参照のこと)
ビズリーチにはヘッドハンターは腐るほどいるので、たぶん求職者側がちゃんと要求を伝えれば、良い求人を紹介してくれる人は、普通に見つかると思います。
ただ、やっぱりヘッドハンターによってクセはあるので、そこらへんは意識しておくといいと思いますので、上手な付き合い方を書いてみたいと思います。
大手の転職エージェントはやっぱり頼りになる
ビズリーチには、いろんな転職エージェント企業の人がいて、スカウトしてきます。
わいぱぱみたいなソフトウェア系のエンジニアとして登録すると、たとえば
- リクルート
- ワークポート
- クイック
- メイテックネクスト
- インターワークス
といった、比較的大手の企業の人からメッセージが届きます。(わいぱぱはリクルート以外は初耳でしたが。。。)
多少企業ごとに得意分野、不得意分野はあるようですが(わいぱぱもよくわかってません)、とりあえずそれなりに大手の転職エージェントは、もってる求人の絶対数が多いです。
特に結構広い分野で求人を紹介してもらえます。ピンポイントに転職分野が決まってるならいいですが、わいぱぱみたいなソフトウェア開発の知識が生かせれば、なんでもござれ、って人は、そもそもどんな分野は年収帯がいいのか、とかそういうったところからしてよくわからないので、そこらへんは、ベースの求人数が多い大手のエージェントの人がやっぱりいいと思います。
あとは、選考面接に向けたサポートなども充実してます。結構びっくりしたのが、応募先企業ごとに、対策マニュアルがあったりします。
- この企業は面接時にこういう質問をしてきます。
- この企業はこういう人物像が好まれます。
- この企業の競合は xx と xx です。 競合と比べた強みは xx です。面接で競合に関してきかれることがあるので覚えておいてください。
- 最終面接の重役が来ます、気を付けてください (ついに内定!? 参照のこと)
っていうのが、文書にまとまってます。
まあ、応募先がたとえばトヨタみたいな大企業だったら、受ける人も結構いるだろうから、まあそういう対策マニュアルがあってもわかるんだけど、従業員100人未満のスタートアップ会社向けのマニュアルもあるんですよね。いやー、わいぱぱビックリだぜ! (まあスタートアップ向け対策マニュアルは書いてある内容はそんなに多くないが。)
やっぱりこういうのは大手の強みですね。
同じ転職エージェントの人はとりあえず無視
わいぱぱはビズリーチに登録してから、1.5か月ぐらいで 70人ぐらいからスカウトメッセージ飛んできましたが、たとえば、そのうち5人はリクルートの人でした。
リクルートの人でやり取りしたのは1人だけだから、ほかのリクルートの人がどうだったかはわからないんですが、おそらく同じ会社の人とやり取りしても、あまり新たな情報や求人って得られないと思うんですよね。
(リクルート以外も、同じ会社から複数人のメッセージが結構ある)
もちろん、同じ会社でも人によって得意分野不得意分野あると思うんですが、求職者側も時間は有限なんで、まずは一人を選んで面談してみればよいかと思います。で、合わなかったら次の人、みたいな。
突出してる人もいる
たまに、得意分野(というか求人紹介してくれる分野)が、突出してる人がいます。
わいぱぱの会った人で、スタートアップ企業を結構幅広く抑えてる人がいました。
しかも、普通に求人票を紹介するだけじゃなくて、各企業ごとのコメントとか、わいぱぱがそこに応募した場合、求人票の年収はxxだけど想定年収はこれぐらいかなぁ、みたいなこともまで結構いろいろ教えてくれる人がいました。
結局、その人が紹介してくれるやつには応募しなかったんで、面談1回だけで連絡途絶えてしまったんですけどね。
ヘッドハンターが献身的な理由も考える
ビズリーチもそれ以外の転職サイトも基本的に求職者側は無料です。
じゃあ誰がお金を出してるか、というと、ヘッドハンターです。(というかヘッドハンターが所属する企業です。)
じゃあヘッドハンターは何で儲けるか、というと、企業に入社させると、だいたい年収の3割~4割ぐらいもらえるみたいです。
わいぱぱの場合は1000万超えてたので300万以上のカネが、採用企業→ヘッドハンター企業に行ったことになります。なので、ヘッドハンターはそれなりに年収が高そうな企業に入ってもらうために、わいぱぱに尽くしてくれるわけです。
なので、転職をあまりする気がないけどなんとなくやってみてる人、とか、想定年収が低そうな人、とかには献身的に対応してくれない、というのはある意味当然です。なので「転職する気、まんまんです!」とちゃんと伝えましょう(ただ、まったり転職活動したい人はその旨ちゃんと伝えた方がいいです。)。でもう一点、追加で気を付けたいのが、
ちゃんと内定もらえそうなところに応募する
というのが重要です。
わいぱぱは、いままでやったことない分野に興味があって、求人票に書かれている必須スキルが無いにも書かわらず、応募した企業があります(結局そこは書類選考で落ちました)。
とりあえず「xxに応募します!」ってメールしたら、ヘッドハンターのテンションがダダ下がり(メールのやり取りなんで、これはわいぱぱの感想です。)でその後のサポートがすごいテキトーになりました。
そのヘッドハンターには、わいぱぱの今のスキルは伝えてたので、求人票の必須スキルを満足してないのは分かったうえでこちらに渡した求人票リストなわけで、もとはといえば、それを紹介したヘッドハンターが悪いわけですが、、、そうはいってもそこに「わいぱぱを内定させて紹介料3割をゲットする」という希望が見えなければ、ヘッドハンターもやる気そがれますよね。まあ人間だからしょうがない。
やっぱり転職活動って「人」なんですよね。ヘッドハンターとの利害関係もですが、面接官もエンジニアの場合とか、経営層の場合とかあると思いますが、それぞれの立場で聞きたいことや求める方向が異なったりするん、そこを意識するのは重要ですよね。
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